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プログラムの高潔性のためのH-1B登録抽選手続きの改善

2024年1月30日、USCISは、H-1Bの登録手続きにおける高潔性を強化しまた詐欺の可能性を削減するための最終規則を公表しました。この最終規則は、H-1Bの登録に関する受益者を中心とする選出過程、一定の上限規制対象のH-1B申請に関する勤務開始日の柔軟性、その他H-1B登録に関する高潔性のための対策を提供するものです。この最終規則は、2023年10月に公表された H-1Bプログラムについての提案規則 において提案されたいくつかの規定を、数点の変更とともに以下の通り採用するものです。

H-1Bの登録手続きに関する最終規則

1. H-1Bの登録システムに関するプログラムの高潔性

上限規制対象のH-1B申請の提出を希望する申請予定者は、各受益候補者について電子登録を行い関連するH-1B登録費用を支払う必要があります。最終規則は、この登録システムの潜在的な濫用を制限するため、以下の規定を採用しています。

(a) 受益者中心の選出

  • 提出された登録によらない唯一の受益者による選出:この最終規則は、登録による選出の代わりに、USCISがその唯一の受益者により登録者を選出することを規定しています。自らを代理して提出された登録を保有する各受益者は、その登録の数に関わらず、選出手続きに一度のみエントリーすることになります。受益者が選出された場合、その受益者を代理して登録を提出した各登録者はその受益者の選出についての通知を受け、申請の提出期間中、当該受益者を代理して申請を提出する適格性を取得することができます。唯一の受益者を選出することにより、登録者が提出した登録の数に関わらず各受益者が選出について同一のチャンスを有することを当局が確実にすることが期待されます。
  • 有効なパスポート情報の提出要件:この新規の抽選手続きの高潔性はUSCISが各受益者を正確に特定する能力に依拠しています。従って、この最終規則は登録者が有効なパスポート情報または渡航許可証の情報を提出することを要件としています。この規則はまた複数のパスポートまたは渡航許可証に基づく受益者の登録を禁止しています。

(b) 虚偽の情報を含むまたは無効である登録

  • 虚偽または無効な登録に基づくH-1B申請の否認または同申請の承認を撤回するUSCISの権限:最終規則は、受益者の身分を特定する情報に関し登録において提出された情報から変更があった場合、その根拠となる登録に虚偽の認証が含まれあるいはその登録が無効な場合、その登録費用が無効な場合、または上限規制の対象となるH-1B申請が有効な登録に基づかない場合に、H-1B申請の否認または同申請の承認を撤回するUSCISの権限を規定しています。
  • 虚偽または無効な声明に基づくH-1B申請の否認または同申請の承認を撤回するUSCISの権限:最終規則はまた、その申請、H-1Bの登録、労働条件申請(LCA)や一時的労働証明(TLC)における声明が不正確、詐欺的、または重要な事実を誤って伝達するものである場合に、H-1Bの申請の否認または同申請の承認を撤回するUSCISの権限を規定しています。これには、USCISがH-1B登録に関する声明が虚偽であると判断する場合が含まれます。

2. 一定の上限規制対象のH-1B申請に関する勤務開始日の柔軟性

最終規則はまた、リクエストされる勤務開始日についての制限に関連する文言を削除しています。

  • 申請者が勤務開始日を当該事業年度の10月1日以降の日とする上限規制対象のH-1B申請を提出できること:最終規則は、申請者がリクエストする勤務開始日についての制限に関する文言を削除しています。これは申請者が上限規制対象のH-1B申請を当該年度の10月1日以降の日を勤務開始日とするリクエストとともに提出できることを明確にするためのものです。1

上述の最終規則は、2024年3月4日に発効します。米国土安全保障省は、2023年10月に公表された H-1Bプログラムについての提案規則 に含まれる残りの規定について言及する別途の最終規則を公表する予定です。

USCISによる上記の公表については、 こちらのリンク からご参照ください。

免責事項

  1. 勤務開始日は10月1日以降とすることが認められるものの、当該開始日は申請者による申請提出日から6ヶ月以内の日である必要があります。リクエストされた勤務開始日が申請者による申請の提出日から6ヶ月超の日である場合、USCISは当該申請を否認しまたは不受理とします。 ↩︎

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