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Oビザの要件はなんですか?

O-1ビザは、科学、芸術、教育、ビジネスまたは運動競技において並外れた能力を有する個人のためのビザにあたり、その能力は国内のまたは国際的な持続的評価により実証されている必要があります。O-1ビザはまた映画またはテレビ業界において並外れた功績の記録を示す個人のためのビザにあたります。この要件を満たす個人は、雇用主または代理人により申請が提出される場合、特定のイベントに関するサービスの提供のためにアメリカに入国することが認められます。

一定の雇用主または代理人はまた、O-1のアーティストまたはアスリートの芸術活動または運動競技活動の遂行に同伴し補助する目的のみで一時的なアメリカへの入国の求める個人に対し、O-2ビザを申請することができます。このブログでは、O-1ビザの主な要件と特別の考慮事項について説明しています。

目次

1. Oビザへの適格性
2. Oビザの申請方法
3. プレミアム処理の申請方法
4. Oビザの申請費用
5. 承認される滞在期間
6. 雇用主の変更
7. 雇用条件の変更
8. 雇用の終了
9. 雇用主の帰国費用負担責任
10. O-1ビザ・O-2ビザ保有者の家族

1. Oビザへの適格性

Oビザのスポンサーシップを受ける個人(受益者)は、その申請の適格性を満たすために以下を含む一定の要件を満たす必要があります。

I. O-1A:科学、教育、ビジネスまたは運動競技における並外れた能力の保有者

  • 科学、教育、ビジネスまたは運動競技における並外れた能力を有し、その能力が国内のまたは国際的な持続的評価により実証されていること1 及び
  • その並外れた能力の分野における仕事の継続のためにアメリカへの入国を求めていること

II. O-1B(芸術):芸術における並外れた能力の保有者

  • 芸術における並外れた能力を有し、その能力が国内のまたは国際的な持続的評価により実証されていること2 及び
  • その並外れた能力の分野における仕事の継続のためにアメリカへの入国を求めていること

III. O-1B(映画・テレビ業界):映画またはテレビ業界における並外れた能力の保有者

  • 映画またはテレビ業界において並外れた功績の記録が実証されていること3 及び
  • その並外れた功績の分野における仕事の継続のためにアメリカへの入国を求めていること

IV. O-2:O-1受益者の同伴者(必要不可欠なサポーター)

  • 特定のイベントのために入国が許可されたO-1の受益者による芸術活動または運動競技活動の遂行に同伴しこれを補助する目的のみで一時的なアメリカへの入国の求めていること
  • 当該イベントの実際の遂行に不可欠な存在であること
  • 一般的性質ではなくまたアメリカの労働者により保有されていない当該O-1受益者との関係における重大なスキル及び経験を有していること4 及び
  • 放棄する意図のないアメリカ国外の住居を有していること

2. Oビザの申請方法

適格性のある申請者

アメリカの雇用主、アメリカの代理人またはアメリカ国外の雇用主のみがO-1申請を当局に提出することができます。5 O-1受益者は自己申請をすることができません。また当該申請に関し、その受益者のサービスが実際に必要となる1年超前の提出は認められません。

アメリカの代理人

アメリカの代理人は、伝統的に自営の労働者または多数の雇用主との間の短期間の雇用手配のために代理人を使用する労働者に関わる案件において、申請を当局に提出することができます。アメリカの代理人はまた、アメリカ国外の雇用主により同社を代理する権限を付与された案件において、申請を当局に提出することができます。

当該アメリカの代理人は、以下のいずれかであることが可能です。

  • 受益者の実際の雇用主
  • 雇用主及び受益者双方の代理人 
  • その代理人として雇用主のためにまたは雇用主を代理して活動する権限を付与された個人または組織

証拠

I. O-1A:科学、教育、ビジネスまたは運動競技における並外れた能力の保有者

科学、教育、ビジネスまたは運動競技における並外れた能力の保有者は、以下の証拠の提出により、国内のまたは国際的な持続的評価及びその専門分野における功績を実証する必要があります。

(A) ノーベル賞のような国際的に認知されている主要な賞の受賞、または

(B) 以下の種類の書類のうち少なくとも3点の書類

  • 当該努力分野における卓越性に関し国内的にまたは国際的に認知されている賞の受賞を示す書類
  • 当該分野における国内的または国際的に認識されている専門家により判断されるような、その所属者の卓越した功績を要件とする同分野における組織の所属者であることを示す書類
  • 当該出版物のタイトル、日付及び著者名と必要に応じ翻訳を含む、当該個人の専門分野における仕事に関する同者についての専門雑誌・主要な産業分野専門誌や主要なメディアにおける出版物
  • その専門分野と同一または関連する分野における他者の仕事の審判者としてのパネルへのまたは単独での参加を示す証拠
  • その分野で大きな意味を持つオリジナルの科学的、学術的またはビジネスに関する貢献を示す証拠
  • 専門雑誌その他の主要なメディアにおける当該分野の学術的論文の著作者であることを示す証拠
  • 名声の高い組織に重要なまたは不可欠な能力において雇用されていることを示す証拠
  • 契約書その他の信頼できる証拠に示される形で、そのサービスに対し高額の給与を受領しまたは高額の給与その他の報酬を受領するであろうことを示す証拠

上記の基準の受益者の職業への適用が容易でない場合、申請者は当該受益者の適格性を実証するためにこれに匹敵する証拠を提出することができます。

II. O-1B(芸術):芸術における並外れた能力の保有者

芸術における並外れた能力の保有者としての要件を満たすためには、当該個人は以下に示されるとおりその努力分野における卓越性を認識されている必要があります。

(A) アカデミー賞、エミー賞、グラミー賞または映画監督協会賞のような当該特定の分野における重要な国内のまたは国際的な賞にノミネートされあるいはその賞の受賞者であることを示す証拠、または

(B) 以下の種類の書類のうち少なくとも3点の書類

  • 重要なレビュー、広告、広報リリース、出版契約または推薦により実証される卓越した名声を有する作品やイベントのリードまたは主役の参加者としてのサービスを遂行しまた遂行する予定であることを示す証拠
  • 主要な新聞、産業分野専門誌、雑誌その他の出版物における当該個人によるまたは当該個人に関する重要なレビューその他の出版物により実証されるその功績の国内でのまたは国際的な認知を達成したことを示す証拠
  • 新聞、産業分野専門誌、出版物や証言における記事により実証される卓越した名声を有する組織のリード、主役または重要な役割を遂行しまた遂行する予定であることを示す証拠
  • タイトル、評価、その分野での立ち位置、興行収入、映画またはテレビの評価のような指針及び産業分野専門誌、主要な新聞その他の出版物におけるその他の職業上の功績により実証される主要な商業的または批評家から絶賛された証拠の記録を有することを示す証拠
  • その分野における組織、批評家、政府機関その他の著名な専門家からその功績への重要な認識を受けたことを示す証拠(当該証言はその著者の権威、専門及び当該個人の功績の認識を明確に示すものである必要があります)、または
  • 契約書その他の信頼できる証拠に示される形で、その分野における他者との関係でそのサービスに対し高額の給与を受領しまたは高額の給与その他の相当の報酬を受領するであろうことを示す証拠

上記の基準の受益者の職業への適用が容易でない場合、申請者は当該受益者の適格性を実証するためにこれに匹敵する証拠を提出することができます。

III. O-1B(映画・テレビ業界):映画またはテレビ業界における並外れた能力の保有者

映画またはテレビ業界における並外れた能力の保有者としての要件を満たすためには、当該個人は以下のとおり同業界においてその並外れた功績の記録が実証されている必要があります。

(A) アカデミー賞、エミー賞、グラミー賞または映画監督協会賞のような当該特定の分野における重要な国内のまたは国際的な賞にノミネートされあるいはその賞の受賞者であることを示す証拠、または

(B) 以下の種類の書類のうち少なくとも3点の書類

  • 重要なレビュー、広告、広報リリース、出版契約または推薦により実証される卓越した名声を有する作品やイベントのリードまたは主役の参加者としてのサービスを遂行しまた遂行する予定であることを示す証拠
  • 主要な新聞、産業分野専門誌、雑誌その他の出版物における当該個人によるまたは当該個人に関する重要なレビューその他の出版物により実証されるその功績の国内でのまたは国際的な認知を達成したことを示す証拠
  • 新聞、産業分野専門誌、出版物や証言における記事により実証される卓越した名声を有する組織のリード、主役または重要な役割を遂行しまた遂行する予定であることを示す証拠
  • タイトル、評価、その分野での立ち位置、興行収入、映画またはテレビの評価のような指針及び産業分野専門誌、主要な新聞その他の出版物におけるその他の職業上の功績により実証される主要な商業的または批評家から絶賛された証拠の記録を有することを示す証拠
  • その分野における組織、批評家、政府機関その他の著名な専門家からその功績への重要な認識を受けたことを示す証拠(当該証言はその著者の権威、専門及び当該個人の功績の認識を明確に示すものである必要があります)、または
  • 契約書その他の信頼できる証拠に示される形で、その分野における他者との関係でそのサービスに対し高額の給与を受領しまたは高額の給与その他の相当の報酬を受領するであろうことを示す証拠

IV. O-2:O-1受益者の同伴者(必要不可欠なサポーター)

O–2の同伴者はO–1のアーティストまたはアスリートへ必要不可欠なサポートを提供します。当該個人は科学、ビジネスまたは教育分野におけるO–1受益者に同伴することはできません。O–2受益者は自身のビザ分類を取得する必要があるものの、その分類は同者がサポートを提供するO–1受益者と別個に働く権限を付与するものではありません。O–2受益者はO–1受益者のサービスとともに申請される必要があります。

提出する証拠は、O–2受益者の現在の必要不可欠性、重要なスキル及びO–1受益者との経験、また当該個人がそのO–1受益者のために重要なスキルの及び必要不可欠なサポートサービスを遂行した相当の経験を有することを証明する必要があります。特定の映画またはテレビ作品の場合、当該証拠はその制作の相当部分がアメリカ国外で行われまたアメリカ国内で行われる予定であり、さらに当該個人の継続的な参加がその作品完成の成功にとり必要不可欠であることを示す必要があります。

その他の証拠要件

上記の証拠のほか、O申請は以下の書類を伴う必要があります。

  • 申請者と受益者間の契約書の写し、または書面による契約が存在しない場合は当該条件により受益者が雇用される口頭契約の条件の要約の写し
  • イベントまたは活動の性質の説明、当該イベントまたは活動の開始日及び終了日、当該イベントまたは活動の日程表の写し
  • 適切なコンサルタント組織発行の勧告的意見6

以上に加え、代理人が提出する申請には追加の証拠要件が加わります。 

3. プレミアム処理のリクエスト方法

Oの申請者は、適切なフォームと$2,805の申請費用をUSCISに提出することにより、プレミアム処理をリクエストすることができます。申請者がこのリクエストを適切にUSCISに提出した場合、USCISは以下のいずれかの裁決を15日以内に行います。

  • 承認通知、否認通知、申請否認を意図する通知、追加の証拠請求、または
  • 詐欺または虚偽の陳述に関する調査の開始

当該O申請が追加の証拠または回答の提出を要求する場合、この15日間のプレミアム処理期間はリセットされます。このプレミアム処理期間は、USCISが追加の証拠または回答を受領した際に新規に開始されます。

4. Oビザの申請費用

O申請は、USCISへの申請費用$1,055に加え難民プログラム費用の$600を支払う必要があります。もっとも、申請者が小規模雇用主(アメリカにおいて25人以下のフルタイム相当の従業員を有する雇用主を指し、当該雇用主の関連会社または子会社を含めて計算されます)または非営利団体である場合、当該申請者はUSCISへの申請費用$530に加え難民プログラム費用の$300を支払う必要があります。O受益者がアメリカ国外に旅行する場合、同者は米大使館・領事館を通じてOビザを取得する必要があり、その申請費用は現在$205です。

5. 承認される滞在期間

原則として、O受益者はアメリカに最長3年間滞在し就労することが認められます。

滞在期間の延長

O-1またはO-2受益者は、入国が認められたのと同一のイベントまたは活動を継続しまたは完了するために最長1年間ごとにその滞在の延長を行うことができます。申請者は、当該受益者の滞在及び申請の延長を、その延長の理由を説明する書面とともにリクエストする必要があります。

グレースピリオド

10日間のグレースピリオド

O-1またはO-2受益者は、O-1またはO-2ステータスの有効期間に加え、その有効期間の開始前最長10日間と同有効期間の終了から10日間、追加でアメリカに滞在することが認められます。

最大60日間のグレースピリオド

O-1の受益者がそのステータスをO-1の雇用の終了によってのみ失った場合、当該受益者は、最長60日間 もしくは そのO-1ステータスにより承認された滞在期間の終了までのいずれか短い期間、そのステータスを維持しているものとみなされることができます。

O-1の受益者は、この10日間または最長60日間のグレースピリオド中、求職活動や滞在期間の延長またはステータスの変更申請を行うことが認められています。もっとも、当該受益者は、何らかの就労許可を受けない限り、当該グレースピリオド中に就労することは認められません。USCISは、個々の受益者のケースにおいてこの最長60日間のグレースピリオドが適用されるかについて決定します。

6. 雇用主の変更

アメリカに所在するO-1またはO-2の受益者が雇用主の変更を求める場合、新規の雇用主は申請を提出しその受益者の滞在の延長をリクエストする必要があります。O-2受益者は主たるO-1受益者による雇用主の変更と伴ってのみ雇用主を変更することができます。代理人が申請を提出する場合、代理人は新規の雇用主に関連する証拠とともに修正申請を提出する必要があります。

7. 雇用条件の変更

当初の承認された申請に特定される雇用条件や受益者の適格性に重大な変更が生じた場合、申請者は申請費用とともに修正申請を提出する必要があります。アーティストやエンターテイナーのために提出された申請の場合、その追加の公演や活動が受益者の O–1能力を要求するものである限り、その申請の有効期間中は修正申請を提出することなしに追加の公演や活動を加えることが認められます。

8. 雇用の終了

申請者が受益者をもはや雇用していない場合、当該申請者はその申請を承認したUSCISに対し当該変更を説明するレターを送付する必要があります。当該レターの受領に際し、USCISは自動的に失効期限前の申請を取り消します。またUSCISが受益者がその申請者のもとで申請において特定される能力においてもはや働いていないと判断した場合、USCISはO申請を取り消すことができます。

USCISはまた、申請者または代理人申請の場合にその申請において指定される雇用主が事業を終了しまたはその申請の書面による撤回を提出した場合、その申請を自動的に取り消します。

9. 雇用主の帰国費用負担責任

O従業員の雇用主は、その従業員のOビザでの滞在許可期間の終了前にその従業員を解雇した場合、当該従業員の国外への帰国に関し適正な費用を支払う責任を負います。代理人が雇用主のために申請を提出した場合、当該代理人と雇用主は連帯してこれらの費用を支払う責任を負います。当該従業員がそのOステータスが失効する前に自発的に雇用を終了した場合は、この帰国費用の支払いが必要となる解雇にはあたりません。ここに言う「国外」とは、その従業員のアメリカ以外の最後の居住地を指します。

10. O-1ビザ・O-2ビザ保有者の家族

O-1またはO-2受益者の配偶者と独身の未成年の子供は、O-3の分類を取得することができ、当該受益者に同伴しまたは同者に追ってアメリカで合流する場合、O-1またはO-2保有者と同様の期間の滞在許可及び制限を受けることになります。 O-1・O-2の配偶者や子供はO-3分類に基づきアメリカで就労することは認められませんが、O-3ビザに基づくフルタイムまたはパートタイムの就学は認められています。

USCISは、過去5年間の Oビザに関する情報 を公表しています。

免責事項

  1. 科学、教育、ビジネスまたは運動競技における並外れた能力とは、当該個人がその努力分野のまさにトップに到達した数%のうちの一人であることを示すレベルの専門性を意味します。 ↩︎
  2. 芸術における並外れた能力とは卓越性を意味し、この卓越性とは、卓越性があるとされる個人が芸術の分野で有名、指導的、またはよく知られている程度に通常遭遇するレベルを大幅に上回るスキルと認識の程度によって証明される高度の功績を指します。 ↩︎
  3. 映画またはテレビ業界における並外れた能力とは、当該個人が傑出した、注目すべき、または指導的であると認識されている程度に通常遭遇するレベルを大幅に上回るスキルと認識の程度によって証明される同業界における非常に高度なレベルの功績を意味します。 ↩︎
  4. 映画またはテレビ業界に関し、O-2受益者は、O-1受益者との間に一般的でなくまた(a)既存の長期の仕事関係に基づくまたは(b)重要な制作がアメリカ内外で行われO-2受益者の継続的参加がその作品完成の成功に必要不可欠であるために特定の作品に関する、重要なスキル及び経験を有している必要があります。 ↩︎
  5. アメリカ国外の雇用主とは、アメリカのエージェントによる同国での送達を受けることができない雇用主を指します。 ↩︎
  6. 適切なコンサルタント組織とは、受益者の能力分野におけるピアグループ(労働団体を含む)または専門性を有する個人を指します。映画またはテレビにおける並外れた構成を有する個人のためのO-1申請については、当該コンサルテーションは当該受益者の能力分野に専門性を有する労働団体及び管理組織から発行される必要があります。 ↩︎

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